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代表の 五十嵐 いおり です。
私たちは朗読を通して言葉と心を豊かに育み、地域や異なる世代を繋いでいく活動を行います。どうぞ、この会を支える私たちの仲間になってください。
ことばのひろば 五億の鈴の音
理事長 五十嵐いおり
OUR
AMBITION
「ヤバい」という言葉がいつ頃から使われているかご存知ですか?
実は、江戸時代の滑稽本『東海道中膝栗毛』(十返舎一九)にはすでに「やばなこと」という記述があるようです。
”言葉の乱れを憂うこと”は平安時代から繰り返されている行為ですが、言葉は時代とともに変わってゆくもの。言葉そのものに罪はありません。むしろ言葉を使う私たちの豊かさが問われているのではないでしょうか。
「言葉の乱れ」に対抗しようとするならば、豊かな心で言葉を使う努力を続けることを、子どもたちだけでなく全ての年代が忘れない事が重要だと考えます。
美しい文章は人が生み出せるかけがえのないものです。それは愛しい誰かに向けた慕情であったり、自分の追憶であったり、まだ見ぬ誰かを想う未来への希望であったりします。
読書は「文字」として誰かの価値観を受け取るものであり、朗読はその価値観を「言葉」として味わい、伝えるものです。
私たちは数多の美しい文章を〈朗読〉という観点から見つめ直していきたいと思っています。
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